「 3月の定休日と移店のご案内 」
2(月)
9(月)
※現在の新潟店(黒埼・山田)での営業は、
3月15日(日)までとなります。
新店舗(黒鳥)は、4月9日(木)OPEN予定です。
宜しくお願い致します。
こんにちは。
ホール担当のかばさわです。
久々の更新。(^^;)
今日は、少々遅くなりましたが、
先日お邪魔した蒲澤さんの畑、
女池菜の紹介です。
実は・・。
生まれも育ちも三条市の僕は、新潟店で勤務するまで、
あまり女池菜の事を知りませんでした。(^-^;
何度かブログ内でも紹介させて頂き、
ご存知の方も多いかと思いますが、
あらためて・・・。
そもそも「 女池菜 」って・・・。
新潟県内には、各地域で地名のついたとう菜が数多くありますが、
その中の一つ、新潟市中央区女池地区を中心に、明治時代から栽培される郷土野菜です。
こちらがアー・アッラ・ゼータがお世話になっている女池菜の生産者の蒲澤さんの畑。
実は女池菜は、明治25年から26年にかけて蒲澤さんの先々代が種子を譲り受けた事から、
女池地区一帯に広まったといわれています。
そんな三代、百二十年にわたって受け継がれ、現在に至る蒲澤さんの女池菜・・。
「 菜 」というと、「 葉 」の部分を中心に食すイメージがありますが、
女池菜の一番の特徴は「とう」と呼ばれる茎の部分。
ほろ苦く甘いこの「とう」が最も特徴的な野菜です。
女池菜は雪の下でじっと春を待ち、
厳しい冬の寒さに耐えることで内部のデンプン質が糖質に変化します。
そして、この「とう」と呼ばれる花茎部分を
大切に、大切に守るように育ちます。
女池菜の一番の特徴である、
ほろ苦く甘い、女池菜独特の「とう」は、
こうして雪国の冬によって育まれます。
そんな女池菜は、ビタミン・ミネラルが豊富で、
カルシウムはほうれん草の約3倍、
ビタミンA・C、鉄分、ビタミンB1・B2なども入っていて、
青物の少ない冬場のこの地域の人達にとって、
貴重な栄養源となっきました。
もちろん、この時期アー・アッラ・ゼータでも、
女池菜を使ったメニューをお楽しみ頂けます・・。
味のしっかりとした食材にも負けない、
女池菜本来のほろ苦さと甘み、みずみずしさを活かして、
ランチのパスタや、
ディナーの前菜などなど・・・。
「 雪の下で大切なモノを守りながら、春を待つ。 」
発祥から約120年。
生産者たちの雪との闘いと「利雪」と「克雪」の長い歴史の中で受け継がれてきた、
冬の新潟の文化、雪国新潟の県人気質を象徴する郷土野菜・・。
「 郷土料理の集合体。 」 と、いわれるイタリア料理・・・。
そんな、「 ここだからこそ 」、「 今だからこそ 」、
味わえるイタリア料理をアー・アッラ・ゼータでお楽しみ頂ければと思います。
あれから10年たちました。
たいへん多くの方に足を運んでいただき、
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、このたびAallaZ新潟は
よりいっそう皆さまに
ゆったりとお食事を楽しんでいただけますよう、
大きな木がある、広い敷地の店舗へ
移転することとなりました。
つきましては、
長らくご愛顧いただいた現在の店舗は、
3月15日に一時閉店致しまして、
4月9日より移転先の新店舗にて
新しいAallaZをスタート致します。
これまで以上に美味しい食事と
より良いサービスをご提供できますよう、
ますます精進してまいりますので、
よろしくお願いいたします。
アーアッラゼータ
代表 田中 祐一
2(月) ・ 3(火)
9(月)
16(月) ・ 17(火)
23(月)
宜しくお願いします。
こんにちは、ホール担当かばさわです。
先日、かなりフライング気味ではありますが、
A alla Zで毎年これからの時期、
お料理やドルチェを彩ってくれる越後姫の生産者、
西区黒鳥の石田農園さんのハウスにお邪魔しました。
まだ、さすがに早過ぎたらしくハウスの中は、花もまばら・・。
もう、少しづつ別の生産者の方の越後姫は出荷されはじめていますが、
石田農園さんでは、日照の多くなる2月から5月にかけて、本格的に収穫時期をむかえます。
石田農園さんの越後姫は土耕栽培で、
ジューシーで柔らかく、花が咲いてから完熟し収穫するまでの期間が長いため、
酸味が少なく、鮮やかな赤色と強い香りが特長。
調理をしてもその個性を失う事は無く、お料理をより一層引き立たせてくれます。
「可憐でみずみずしい新潟のお姫様のようだ。」という名前の由来に、
まさにぴったりの石田農園さんの越後姫・。
少しづつ実になりはじめているモノもありますが、
お店に登場まで、あと一月ほど・・。
そして、越後姫は越後姫でも、
今日は「苺の花」のお話しも・・。
去年の3月のディナーのご予約のお客様。
男性から頂いたご予約のお電話で、
当日、食後にプロポーズをされるとの事。
お客様とはお電話での打ち合わせをし、
当日は、お食事も前菜からメイン料理までお楽しみ頂き、
最後のドルチェにメッセージとブーケを添えました。
ちょうど、石田農園さんの越後姫を使ったドルチェだった事もあり、
無理を言って、事前に越後姫の花を幾つか頂き、作った手造りブーケ。
お二人には内緒で、苺の花の花言葉である、
「 幸福な家庭、尊重と愛情 」という思いを込めて・・。
約10ヶ月後・・・。
それからの経過はもちろん僕は知らず、
ご一緒にクリスマスディナーにご来店頂いたお二人。
プロポーズの日と同じお席にご案内し、
着席されるや、「お蔭様で・・。」と、
お二人で指輪を見せてくださいました。
その時は、
忙しいクリスマスディナーの営業中にもかかわらず、
ホッとしたのと嬉しさで、涙が出そうなのを堪えるのに必死でした・・・。(^-^;
お二人にこっそり「 幸せ 」を運んでくれた、石田農園さんの越後姫の花。
僕にとっても大事な花・・。
その花が咲き、散った後に実になる越後姫。
僕も待ち遠しいですが、
もう少々お待ちください・・・。(^_^)
ホール担当 椛澤